愛知県春日井市 はせかずやを支援する会 郷土愛と奉仕の心 しがらみのない新しい風

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令和5年9月議会一般質問

カテゴリ : 令和5年8月~12月
2023(令和5年)9月議会・一般質問
日時9月26日(火)

 一般質問 質問事項・要旨 
 はせ かずや(一括)
 答弁を求める者 市長・教育長・部長 
       
 
 1、本市さわやか収集事業実施要綱
       の見直しについて 

   (1)申請と収集決定件数及び利用
            世帯件数の推移について 

   (2)事業実施要綱の課題と見直し
            について 

 
 2、医療的ケアが必要な幼児児童生徒
       の支援について 

   (1)支援が必要な幼児児童生徒の
            把握について 

   (2)看護介助員配置の必要について 
 
 
 (議長! 19番) 
  それでは、先に通告いたしました大項目1の
「本市さわやか収集事業実施要綱
の見直しにつ
いて」、大項目2「医療的ケアが必要な幼児児童
生徒の支援につい
て」順次質問させていただき
ます。 

  まずは「本市さわやか収集事業実施要綱の
見直しについて」お伺いします。 

平成15年から開始の「さわやか収集事業」で
ありますが、約20年が経過した現在、
高齢者
人口が急増したことにより市民ニーズが変化
してきており、事業実施要綱
の見直しの必要
があると考えます。具体的に申し上げると、
実施要綱第1条の主
旨に、家庭系廃棄物の
ごみステーションへの排出が困難な高齢者等
の自立した
生活の維持を図るためとある中で、
第2条の対象者には、65歳以上で介護保険の 

要支援・要介護認定や各種障がい者手帳交付
のひとり暮らしのものに限定し、
それ以外は
市長が必要と認めるものとしている点があげ
られます。周りの協力が
得られない人という
のもあいまいな部分ではないかと思われます。
また、第8条
の雑則にこの要綱に定めるもの
のほか必要な事項は、市長が別に定めると
ある
文面も具体的な要件事項が明記されて
いるとは思えません。 

そこで、現状の把握のため、小項目(1)と
して、申請件数と収集決定件数及び利用 

世帯件数の直近5年間の推移について質問
いたします。 

 
2025年には、団塊の世代が75歳を迎える
高齢化時代が到来し、高齢者の生活
形態も
老老介護世帯の増加など大きく変化をして
います。今回私にこのさわやか
収集に対す
る課題を相談された市民も、脊椎に病気を
抱える80歳後半のご主人と
障がい者手帳
を持つ妻の老老介護世帯でありました。
さわやか収集対応に対する
市長名の回答
には、ひとり暮らしではない事、12キロ
以上離れた嫁ぎ先の娘の存
在がある事など、
実施要綱と申請上の条件がそぐわない事項
が面々と書かれてお
り、事務的であると
いわざるを得ない印象でした。
申請から面接、回答にいたる
やり取りに
多くの時間を要しています。そもそも、
このさわやか収集事業は、高
齢者の介護
や障がい者の自立の手助けをする観点か
ら立ち上がったと認識してお
ります。
しかしながら、その対応や認定は、介護
や障がい福祉に対応する部署が
関わって
いないため、対象者が置かれた現状認識
をするには、環境部清掃事業所
という部
署が申請や決定の窓口であるというのは
限界があるのではないか、実施
要綱第2
条第5号の見直しも含め検討すべきでは
ないかと思います。 

小項目(2)事業実施要綱の課題と見直し
について、また事業見直しの今後の進め
についてどのように考えておられるの
かご所見を伺います。 

 
次に、大項目2の医療的ケアが必要な
幼児児童生徒の支援についてお伺いし
ます。
 ある父兄から、TVで名古屋市の
ある小学校でインスリン注射が必要な
幼児児童
生徒に対する看護介助員が
拡充されたというニュースをみたが、
当市ではどう
なっているのかという
お尋ねをいただきました。
ニュースの詳細に関しては、
後ほど
お話しますが、まずは本市において
インスリン注射に限らずたんの吸引、 

 胃ろうや導尿、摘便といった医療的
ケアが必要な幼児児童生徒がどの
くらい存在
するのかについて、小項
目(1)支援が必要な幼児と児童生徒の
把握に関してそれ
ぞれお尋ねいたし
ます。 

 
また、このような幼児児童生徒に対し
本市ではどう対応しているのか、小項目 

 (2)として、看護介助員配置については
どうお考えになっているのかについて、 

 幼児と児童生徒についてそれぞれお伺い
します。 

 以上壇上からの質問とさせていただきます。 
 

 (市の回答)1-1 
 さわやか収集の新たな申請件数について
は、平成30年度が67件、令和元年度が
65件、2年度が
101件、3年度が132件、
4年度が121件となっている。
その申請に対する収集決定件数について
は、
平成30年度が56件、令和元年度が
54件、2年度が73件、3年度が100件、
4年度が78件。毎年度
の利用世帯件数
については、平成30年度が246件、
令和元年度が247件、2年度が253件、
3年度
が287件、4年度が303件と
なっている。 

 
 (市の回答)1-2 
さわやか収集の申請件数は、超高齢化
社会の進展とともに、年々増加傾向に
あり、利用世帯
数も増加している。
そのため、現在の収集体制で対応可能
な利用世帯数の上限に近ずきつ
つあり、
今後も更に利用世帯数が増加すること
が予測されることから、収集体制の
再構築
及び収集車両の配備が課題と
考えている。

また、さわやか収集の利用申請の審査
では、ケアマネージャーとともに生活
実態調査として
申請者との面談を行っ
ているが、面談の日程調整や面談結果
を踏まえた利用可否の審査を
するため、
申請から決定までに1か月から1か月
半程度の日数を要していることも課題
なっている。こうしたことから、
現在、近隣自治体のごみ出し支援制度
を調査しているところ
であり、今後は
健康福祉部と連携しながら、対象要件
の見直しや、それに伴う収集体制の 

再構築や事務手続など見直しを行って
いきます。 

 
 (市の回答)2-1 
保育園に入所している医療的ケア児に
ついては、令和5年9月1日現在、導尿
及び摘便1名、
経管栄養1名となってい
る。(保育課) 

 
 令和5年9月1日現在、市内小中学校
には、インスリン注射を必要とする
児童が4人、カテーテルを
使って尿を
出す導尿を必要とする児童が3人、
酸素補充療法を必要とする児童生徒が
4人の合計
11人。(学校教育課) 
 
 (市の回答)2-2 
公立保育園には、現在9人の看護師
を配置しており、医療的ケア児の対
応ができる体制を整えて
いる。医療
的ケア児の入所にあたっては、保育
園生活について保護者と十分に共通
認識を持つ
ため、指導保育士が相談
に応じるとともに。園に配置してい
る看護師が主治医からケア方法に

いての指示を受けている。入所後は
医師の指示書に基づき適切にケアを
実施している。(保育課) 

 
 医療的ケアが必要な児童生徒のうち、
本人での対応が9人、保護者での対応
が2人。このうち本年
度は、医療的
ケアを担っている保護者1名から看
護師配置の要望があったため保育園
に配置され
ている看護師の訪問協力
を得て、本年9月から医療的ケアを
始めている。(学校教育課) 


 

 (議長! 19番) 
それぞれお答えいただきました。大項
目1小項目(1)に関しては、本市は現在 

さわやか収集件数は約300世帯という
ご回答でした。本市のさわやか収集に
類似
する近隣市町村の状況を調べてみ
ました。名古屋市のなごやか収集にお
いては、
16カ所の事業所で総数5,000
世帯、人口は本市の約7.4倍で230万人、
収集件数は
本市の約16,6倍、小牧市は
こまやか収集で約300世帯、人口は本市
の約0.48倍、
15万人の規模で収集件数
はほぼ同数、瀬戸市はふれあい収集で
約470世帯、人口
は本市の約0.41倍、
13万人の規模で収集件数は約1.56倍、
一宮市はふれあい収集
で約510世帯、
人口は本市の1.23倍、38万人の規模
で収集件数は1.7倍という状況
でした。
単純に本市との人口・面積の割合から
見てみると、現在まで本市担当部
局が
努力しておられるのは理解できるもの
の、高齢化は近隣市町村とほぼ同じ加 

 速度であるため、もう少し本市の体制
を整え収集件数を上乗せしていただき
たい
と考え、希望するところでありま
す。 

 そこで、大項目1小項目(1)に関する
2回目の質問としてお尋ねします。
実施
要綱第2条第5号その他市長が必要
と認める者にはどのようなケースがあ
るのか、
また直近5年間で第2条第5号
の件数がどのくらいあったのかについ
てお伺いし
ます。 
 
小項目(2)に関して、見直しの意思は
あるというご返答だったと思います。 

そこで質問ですが、事業実施要綱の
どの部分に関して見直すお考えなのか
ついてもう少し具体的にお尋ねいた
します。 

 
大項目2の(1)、(2)に関してそれぞれ
お答えいただきました。 

この質問のきっかけになった父兄から、
TVのニュースで観たという件について
 名古屋市の広報課に行き調べたところ、
名古屋市教育委員会の医療的ケアが 

 必要な幼児児童生徒の支援拡充の案件
であることがわかり、CBCの緑区熊の
小学校の事例で放映されたものと
わかりました。担当の名古屋市教育委
員会指
導室の主任主事の話では、名古
屋市には医療的ケアが必要な幼児児童
生徒が令
和3年度に25人、令和4年度
は27人おり、看護介助員を令和3年度
22人から令和
4年度には27人配置した
との事でした。また、巡回の配置によ
り急な事情等に
より保護者等が送迎で
きない場合には通学支援も同時に行う
というお話でした。 

 本市は名古屋市とは約7分の1の人口
であり、医療的ケアが必要な子供たち
約13名存在することがわかりました。 
大項目2の医療的ケアが必要な幼児児童
生徒の支援について2回目の質問として
今後の看護介助員配置に関する可能性や
方向について、幼児及び児童生徒に
関し
てどのようにお考えであるか市のご所見
をお伺いします。 

 
 (市の回答)1-1-2 
 直近5年間におけるさわやか収集実施
要綱第2条第5項に規定された「その他
市長が認める者」
の収集決定理由につ
いては、一人世帯ではないが、65歳
以上で要介護又は要支援を受けている 

 方、身体障がい者手帳、精神障がい
者保健福祉手帳、療育手帳のいずれか
の交付を受けてい
る方のみで構成され
た世帯で、ごみステーションへの排出
が困難であり、かつ親族や地域住民 

 によるごみ排出支援を受けられない
ことが主な理由となっている。
また直近5年間における収集
決定合計
件数は61件。 

 
 (市の回答)1-2-2 
 さわやか収集事業実施要綱の見直し
については、要綱第2条に定められた
対象要件の見直し
を考えている。
そのため、先ほど申し上げた65歳以
上の世帯で、要介護又は要支援の認定 

などを受けている方の人数を調査して
いるところだ。今後はそれをもとに、
既に利用されてい
る方などを除く想定
世帯数を把握した上で、近隣自治体の
対象要件を参考にしながら、要件
緩和
を検討していく。 

 
 (市の回答)2-1・2-2 
公立保育園においては、令和3年度に
上八田保育園に看護師を1名配置して
以来、年々配置
人数を増やしてきた。
今年度の入所相談時には5名の医療的
ケア児の相談があったことから、
入所
希望の園に新たに看護師を配置してい
る。また担当する看護師が体調不良等
の場合の
フォロー体制を整えるため、
交代要員となる看護師を医療的ケア児
の在籍する園の近隣園にも
配置してい
る。看護師が配置されることで、医療
的ケアだけでなく園児の病気や怪我の
手当を
おこなうことができるなど、
園運営全体にとって副次的な効果が生
まれている。今後においても、
入所を
希望する医療的ケア児ができる限り
自宅周辺の保育園を利用できるよう
考慮しながら
体制の確保に努める。
(保育課) 

 
現在市内小中学校には、常時医療的
ケアが必要な児童生徒はいないので、
常勤の看護師配置
の考えはない。
今後は医療的ケアを必要とする要望
がある場合、「医療的ケア児及び
家族に対す
る支援に関する法律」に
基づき、人材が確保でき次第、配置
していきたいと考えている。
(学校教育課) 

 
 (議長! 19番) 
 それぞれ大項目1及び大項目2の
2回目のお答えをいただきました。 

 大項目1の本市さわやか収集事業
実施要綱の見直しに関しては、
すでに担当部
局が第2条の対象者の
認定要件をはじめ、検討を進めてい
ることがわかりました。 

 春日井市告示第42号には、廃棄物
の処理及び清掃に関する法律にそっ
て令和5年
度一般廃棄物処理実施計
画により計画の方向性が示されてい
ます。さわやか収
集に関しては、
福祉部門と連携し総合的な対策とし
て、そのあり方を検討する
と明記
されております。具体的な検討、
見直しを期待いたします。 

また国においては、令和2年度には
環境省が地方公共団体向けに高齢者
ごみ出
し支援制度導入の手引きを示
しており、検討すべき高齢者のごみ
出し支援制度の
見直しの視点として
「廃棄物部局と福祉部局との協働」
が必要としています。 

超高齢化の中、老老介護世帯の状況
は刻々と変化しています。持病や足腰
に不
安を抱える方、ごみステーション
までの距離が長い、坂が険しい、また
別居の親
族に協力を得ようとしても距
離的に時間がかかるなど要支援・要介
護認定や障が
い者手帳の有無だけで
判断できないさまざまな事情があると
推察されます。 

  先日、私は名古屋市内にある総務
省行政評価局へ行き、本市のさわやか
収集の
実施要綱の対象者の表記に関し
て意見を求めましたが、決定通知書の
文面に「自力
では排出がむずかしい」
と認めながら「親族のごみ出し支援を
受けているため」
さわやか収集利用が
不可であるなど、基準があいまいでは
ないかと指摘をいただき
ました。
この部署には是正を促す権限はなく、
あくまでも参考意見でした。 

私は従来から、厚生委員会に所属し、
クリーンセンターを始めごみ行政の
推進に
関して意見を述べ、環境行政
は市民生活に密着する大切な部門で
あることを承知し
 ております。
超高齢化に対応したさわやか収集
事業実施要綱の見直し、及びさわ 

 やか収集事業のさらなる深化に
ついてご期待申し上げます。 

 
 大項目2に関しては、本市は幼児に
関して従来より保育園における保育士
の加配
に関して取組んでこられた事、
また小中学校においても、児童生徒
向けに学校生
活支援員、学習支援講
師、教科指導講師のほかさまざまな
配置により学校生活に
おける補助に
関して努力されている事は承知して
おります。 

また、当市においては小牧特別支援
学校の存在もこの課題に対応する
助けとなっ
ていることも付け加え
ておきます。 

 今回医療的ケアが必要な幼児児童
生徒の支援に関しては、本市におい
ては部署を
超えてご家族に過度な
負担がかからないよう支援の体制を
引き続きご検討いただ
きますよう
要望して私の一般質問を終わります。 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2024-04-19 19:04:00 | コメント(0)
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