愛知県春日井市 はせかずやを支援する会 郷土愛と奉仕の心 しがらみのない新しい風

RSS

令和3年3月議会報告

カテゴリ : 令和3年1月~6月
2021 3月議会・一般質問 日時3月11日(木)
6番目 NO.1


一般質問 質問事項・要旨

はせ かずや(一括)  最終稿
答弁を求める者 市長・部長

1、市民病院のコロナ渦の対応について
(1)新型コロナウイルスの診療実績について
(2)院内感染による診療への影響について
(3)コロナ禍における経営状況について
(4)令和3年度以降の経営状況の見込みについて

(議長! 11番)
 それでは、先に通告いたしました「市民病院の
コロナ禍の対応につい
て」順次質問いたします。
本市の新型コロナウイルス感染者数は、3月10日
現在で累計963人であり、
令和3年3月1日愛知県
の緊急非常事態宣言解除後も気が緩めばリバウン
も懸念され、油断は許されない状況です。本市
においては、昨年の3月
に市内第1号の感染者が
発覚してから10月までの8か月は名古屋市ほか
人口30万人以上の市と比較しても感染者数はあ
まり目立たなかったもの
の、11月に204名、
12月は316名、年が変わり令和3年1月は254名
と感染者
が急激に増加し現在に至った状況と承知
しております。

 市民病院は、地域の主要な感染症指定医療機
関として、新型コロナウ
イルス感染症の感染拡大
時から感染が疑われる患者の診療及びコロナウ

ルス陽性患者の入院治療を行ってきたわけですが、
1点目の質問は新型コロナウイルス感染症の診療
実績について伺います。
市民病院がこれまでに
受け入れた入院患者の実数及び延べ患者数、
市民
病院の検査(PCR検査・抗原検査)実施件数及
び検体のみ採取した件数に
ついてお尋ねします。

2点目の質問は、院内感染による診療への影響
についてであります。
昨年12月から本年1月に
かけて院内感染が発生し、入院患者23名、職員
21名、合計44名と承知しており、昨年12月17日
午前8時30分から19日午
前8時30分までの実質2日
間の救急車の受入れ停止と12月19日午前8時30

から26日午前8時30分までの7日間救急外来患者
の診療停止をするなど
診療への影響があったもの
と思いますが、どの程度のものであったかに
つい
て伺います。


3点目は、コロナ禍における経営状況について伺
います。
昨年11月の厚生委員会でお尋ねした経
営状況では、今年度4月から9月
までの収益の状況
は、入院収益が約49億4,000万円、前年度比マイ
ナス
約7億円、率にしてマイナス12.4%、外来収
益が約23億1,000万円で
前年度比マイナス約2億
3,000万円、率にしてマイナス9.2%となっており、

医業収益と医業外収益をあわせた経常利益は、
約4億円で前年度比
マイナス約6億6,000万円、
率にしてマイナス62.1%とお聞きしました。

そこで、コロナ禍における現時点での経営状況
及び令和2年度の決算の
見込みについてどうみて
いるのかお伺いします。


また、今年度4月から高齢者への新型コロナウ
イルスのワクチン接種が
始まる見込みであるが、
感染拡大が完全に収束するとは考えにくい状況
であると推察いたします。

4点目の質問として、令和3年度の当初予算に
ついては経常赤字の予算を
立てておられますが、
今後どう見通しているのかについてお伺いしま
す。
以上壇上からの1回目の質問といたします。


(1-1、回答)

これまでに市民病院において、令和3年1月末
まで受け入れた入院患者は実数で
137人、
延べ患者数は1,685人です。また、院内での
新型コロナウイルス感染症の
検査については、
令和2年7月から実施しております。令和3年
1月末までの実施数
については、抗原検査
5,041件、PCR検査181件、合計5,222件
です。

また、これまで検体採取のみを行った件数は
455件です。


(2-1、回答)
実際に診療制限の影響を受けた患者数は把握
することはできませんが、令和2年
度の直近の
救急患者の受入実績は、救急車受入れ件数が
1日平均約23件、自家
用車などで来院される
ウォークイン患者の受け入れ件数が1日平均
約41件でした。

これらの数値から、それぞれの診療制限によ
り影響があった患者の件数は約330
件と推定
されます。ただし、救急車受入れ停止期間中
には、小牧市民病院や名古
屋徳洲会総合病院
が、また救急外来の停止期間中には休日・平
日夜間急病診
療所が積極的に患者を受け入れ
ていただいたことに加え、当院の通常の外来
療を停止することがなかったため影響は最
小限であったと考えております。


(3-1、回答)
令和2年4月から令和3年1月までの収益の状
況は、入院収益が
約82億6,000万円
で、前年度比マイナス
約11億4,000万円、率にしてマイナス
12.1%となっており、
外来収益が約39億円
で前年度比マイナス約3億7,000万円、率に
してマイナス
8.7%となっており、経常収益は
、マイナス約7,000万円で、前年度比マイナス
約11億
9,000万円、率にしてマイナス106.2%
となっております。このような状況から、令和
2
年度の決算は、経常黒字とすることが困難な
見込みです。


NO.3
(4-1、回答)
令和3年度以降の経営状況についてですが、
令和3年度につきましては新型コロナ
ウイルス
感染症のワクチン接種が進められていることから、
患者数は徐々に回復
すると見込む一方、新棟の増
築など大規模な投資に伴う控除対象外消費税など

の増加により経常損失になると見込んでおります。
しかしながら、これまでに培った
健全な病院経営
基盤を基に、地域の医療機関との更なる連携や増
築棟に整備す
るハイブリット手術室やアレルギー
センターなどにおける高度専門医療の提供、
多様
化する医療需要への対応により、患者数の増加を
図り、令和4年度以降の経
常黒字を目指します

(議長! 11番)
それぞれお答えいただきました。
診療実績については、入院患者の実数及び延べ
人数についてはほぼ想像
していたものでありま
すが、令和2年7月以降令和3年1月末までの検査
数については約5,200件、検体採取のみの件数
も約450件であったことを
お聞きし、あまりの多
さに驚きました。

私が調べたところ、愛知県所管の春日井保健所
は、令和元年6月に新型
インフルエンザの医療
体制、まだ帰国者・接触者外来といっていた頃
A群・B群といった医療体制整備の各病院に対
する意向調査を電話・アン
ケートで実施して以来、
翌年2月新型コロナウイルスが国内で発症した

にも急ぎ体制整備を構築していなかった事実が
わかっております。

従って抗原・PCR検査など現在の帰国者・接触
者外来改め診療・検査医療
機関が設置されるま
でかなりの時間を要しました。昨年末の本市に
ける多数の感染者が発覚した直前の10月過ぎ
に35施設の診療・検査医療
機関が設置されまし
た。最近でも、この医療機関数は39施設程度
であり、
そのうち公表されている診療・検査医
療機関は13施設しかありません。
市の医師会に
確認したところ、市内には内科の病院・クリニ
ック等の開
業医が約95件あるが、新型コロナ
ウイルス感染症に関する診療・検査医
療機関
は約40%であります。市民病院の役割は、新型
コロナウイルスの
中等症・重症者の入院治療が
主であり、保健所の体制整備の遅れにより、
市民病院に相当な負担がかかっていたことが
想像されます。
そのような
状況のさ中、令和2年12月から本年
1月に院内感染が起き、診療への影響
について
お聞きしたところ、救急車の受入れ停止は2日間
のみで約40件、
救急外来の該当患者数も7日間で
約290件、合計で330件との事がわかり
ました。
当時はマスコミによりかなり大げさに報道され、
再開日などは
小さな扱いであり私の知人などか
らも心配との相談・多くの問い合わせ
がありま
した。市民病院はいわゆる風評被害にあったと
いえます。
ここで項目に挙げた診療実績と院内
感染の診療への影響に関して、2回目
の質問です
が、診療実績のうち春日井保健所等から依頼を
受けて治療し
た新型コロナウィルスに関する入院
患者数の実数及び検査件数はどのく
らいの比率を
占めていたのかをお伺いします。


現在の経営状況に関しては、市民病院が受けた
風評被害などが影響した
ことにより、外来患者
や入院患者が減り結果として10年積み上げてき
黒字経営を見送る事態になろうとしている
ことは本当に残念であります。

現在の経営状況と今後の経営状況の見込みに
ついてをまとめて2回目の
質問をいたします。
コロナ禍における病院経営は厳しいことが分
かりま
したが、国や県からの補助金はどのよ
うな項目があるのか、また概算で
総額どの
くらいの規模なのかをお伺いします。


(1・2-2回答)
入院については86件、率にして約63%です。
また、検査実施件数については67件、率に
して約1.3%、検体採取のみを行った
件数は
288件で率にして、約63%です。


(3・4-2回答)
新型コロナウイルス感染症対策に関する補助
金は、PCR検査装置など検査に
必要な設備に関
するもの、個人防護具や簡易陰圧装置など院内
の感染防止対策
を実施するための設備に対する
もののほか、感染症患者の入院のために確保し
た病床に対する空床補償、医療従事者への手当
や宿泊施設に宿泊した費用に
対するものがあり
ます。
今年度の補助金につきましては、
現状での概算でありますが、6億円前後の補助
金と見込んでおります。

(議長! 11番)
お答えいただきました実数をお聞きして、
いかに当市民病院に負担が
かかっていたか
理解できました。春日井保健所だけでなく近隣
他市の保
健所からの要請もあり、特に昨年の7月
から年末・本年1月頃までの慌た
だしさは相当な
ものだったと思います。

特に春日井保健所の診療・検査医療機関の開
業医において抗原・PCR検
査が出来るような体制
になったのは昨年10月過ぎと記憶しています。
それまでの間、発熱・検査という病院は少なく
市民病院に重くその責務
が課せられたのではない
か、検査であれ検体採取であれ、また救命救急

救急車受入れ数も県下上位であるため、市民病院
に多くの患者が出入
りするわけですからその負担
の大きさは相当なものと思われます。

 私の手元の資料にある本年1月13日に愛知県緊
急非常事態宣言後6週目
の感染者数を見ると、
岡崎市は90.8%の減少、豊橋市は82.3%の減少、
豊田市が87.4%の減少、一宮市は94.8%の減少に
対し、春日井市は66.7%
の減少で最も減少傾向が
悪い状態です。本市は名古屋市隣接であるとい

点は考慮しなければならないとは思います。

また、春日井市の2月25日時点の感染者数955名
の内訳を見ると、軽症が
74%、中等症が8%、
重症1%、症状なしが17%であります。これらの
数値は
断片的にしか県のホームページに出てきま
せん。また、退院・完治等の
回復状況や感染経路
に関する情報なども一切公表されておりません。

感染症の司令塔である保健所を当市が持っていな
いため、市民が知りた
い情報がでてこないのが
現状であります。情報が無ければ、市民への対

も的確にできないのではないでしょうか。

令和3年度以降の経営状況の見込みについて
、あえて2回目の質問はしま
せんでした。といい
ますのも、当市民病院には、コロナ禍以前から
長い
年月をかけて築き上げてきた経営基盤があり、
今年度から新たな明日を
切り開くべき新棟の建設
も始まっています。

最後に、私から1点だけお願いがあるのですが、
現在建設中の新棟工事中の壁面に、何が出来
上がるのか市民に向けての
告知をしていただく
ことを要望させていただきます。いわれる覚え
のな
い風評被害から脱却するためにもぜひお願
いをしたいと思います。

コロナ禍にあって懸命に職務に向き合っておら
れる市民病院医療現場の
すべての皆様に感謝と
敬意を込めて私の一般質問を終わります。


2021-04-01 13:28:10 | コメント(0)

■コメントを投稿する

名前:

URL:

コメント:

削除用パスワード設定:

投稿用画像認証:

※画像の中の文字を半角で入力してください